たらこ(明太子)の豆知識

そもそも「たらこ」とは?

たらこの原料は「スケトウタラ」 の卵です。スケトウタラは、すり身にされ蒲鉾や、その他の水産加工品としてとても重宝されています。 そのスケトウタラの卵つまり「子供」と言う意味合いで「タラ(の)子」→「たらこ」となったと言われています。 その「たらこ」に辛子を加えた調味液に漬け込んだものを「辛子明太子」と呼びます。 では、この「明太子(めんたいこ)」 と言う言葉はどういう意味なのでしょうか? 話は昔の朝鮮半島が舞台となります。 朝鮮半島で「タラ」は昔から「ミョンテ(明太)」と呼ばれ、卵が食べられてきました。 この「ミョンテ(明太)」の卵と言うことで「明太子」と呼ばれていたのが現代でもそのまま用いられ「めんたいこ」となったと言われています。 ちなみに、タラの卵は「たらこ」ですが、なぜ鮭の卵は「イクラ」というのでしょうか?実はロシア語で魚の卵のことを総じて「イクラ」と言うのだそうです。

ロシア語と日本語の比較

日本語 ロシア語
スケトウタラ ミンタイ
スケトウタラの卵(たらこ) イクラミンタイ
ロソン
鮭の卵(いくら) クラースナヤイクラ(クラースナヤは赤いの意味、赤い魚の卵)
ニシン セリジ
ニシンの卵(数の子) イクラセリジ
チョウザメ カルーガ
チョウザメの卵(キャビア) チョルナヤイクラ(チョルナヤは黒いの意味、黒い魚の卵) ちなみに 「キャビア」は、魚の腹子を意味するトルコ語「カハービヤ(khaviar)」が、イタリア・スペイン・フランスなどで呼び方が色々と転じ、英語で「caviar(キャビア)」となったと言われています。

たらこ(明太子)は栄養価の高い食品です!

本来スケトウタラの卵である「たらこ」は良質の基蛋白質をたくさん含んでいます。またその蛋白質もバランスの良いアミノ酸から成り立っており、中でもアルギニンは強精効果があると言われています。 同じく、たらこに多く含まれるナイアシンは皮膚の活性化を増進させる働きがあります。成人女性の一日の基本摂取量は13mgと言われていますが、たらこにはなんと100g中9.75mgも含まれており、女性にとって貴重な食品であると言えるのです。 また、健康食品としてさまざまな効能が上げられ人気の高いビタミンEや、辛子明太子に使う辛子には減量に効果があると言われるカプサイシンを含んでいます。 カプサイシンには脂肪を分解するリパーゼを活性化させる働きがあり、脂肪の燃焼を助ける効果があります。 またカプサイシンには免疫力を増進させる効果があるとも言われ、 その他にも、唐辛子自体の辛味を生かして塩の量を減らせると言った減塩効果もあります。 ちなみに、フランスでは子宝に恵まれない夫婦は、たらことマスタードを和えてパンと一緒に食べると良いといわれているそうです。

「たらこ」と各商品別の栄養食品比較表(100g当たりの含有量)

項目 蛋白質(g) 脂質(g) 炭水化物(g) 無機質(mg) ナイアシン(mg)
たらこ 18.70 1.13 0.10 445.50 9.75
すじこ 9.10 5.10 0.20 430.20 0.84
粒うに 7.60 4.46 3.90 716.40 0.60
かずのこ 14.00 2.97 0.10 115.70 0.00
鰻蒲焼 5.80 6.10 0.80 278.20 1.03
塩さんま 7.80 5.45 0.10 219.10 1.50
塩いわし 7.60 5.40 0.20 263.80 3.60

お中元・お歳暮の時期

辛子明太子はお中元・お歳暮も人気の商品です。そのままでご飯のおかずにはもちろん、パスタやドレッシングに和えたり、炙るなど調理してお酒の肴にも大人気です。そんなことを考えると、お子様からお酒を嗜まれるご年配の方にまで幅広く人気あるので、先方の好みに迷ったときはとりあえず「辛子明太子を」とおっしゃる方が多いのも頷けますね。 さてさて、そのお中元・お歳暮の時期なのですが「あれ?いつまでだっけ?」と言う方もいらっしゃるはず。

お中元

6月11日ごろの「入梅」から7月の中元前までの贈り物には「御中元」、それを過ぎた7月16日頃から8月8日ごろの「立秋」まで、もしくは少し遅れてお中元を贈る場合、また喪中などは「暑中お伺」とし、「立秋」を過ぎて9月上旬までの間にお送りする場合は「残暑お伺」とするのが一般的です。

御歳暮

11月中旬から12月下旬までに贈り物をする場合は一般的な「お歳暮」として、それを過ぎて先方へ年内に届かないような場合には「お年賀」としてお贈りします。またお年賀でお贈りすると都合が悪い場合などは「寒中お伺」とし、松の内(関東は1月7日、関西は1月15日まで)を過ぎて「立春」(2月4日頃)は「余寒お伺」とするのが一般的です。